こんにちは、NISCO plus+啓明教室の山本です。
今回は、私が担当している数学のお話を1つしたいと思います。
みなさんは「未解決問題」というものをご存じでしょうか?
実は数学の世界には、正しいかどうかわかっていない問題がたくさんあるのです。
その中から、「コラッツの問題」と言われるものを紹介します。
『ある自然数nを選び、次の操作を繰り返します。
① nが偶数ならば、2で割る
② nが奇数ならば、3倍して1を足す
この操作を何回も繰り返すと、必ず1に到達する。』
というものです。
例えば、最初に「11」という自然数を選ぶと、
「11→34→17→52→26→13→40→20→10→5→16→8→4→2→1」
というように、14回の操作で1に到達します。
計算方法もそれほど難しくないこの問題が、正しいのか間違っているのか、明らかになっていないというのは、何だか不思議は面白さを感じませんか?
ちなみに、この問題の真偽を明らかにした人には1憶2000万円の懸賞金が与えられます。
ロマンがありますね。みなさんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?