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2022.03.18

ニスコ進学スクール 美しが丘教室

令和4年北海道公立入試の感想 理科編

こんにちは!!清田教室担当の橋本です。

理科担当の野中が理科について、簡単に分析を書いてくれたので、載せたいと思います。

理科 入試

1.小問集合

 例年とほぼ同じ構成で,問題数が例年よりも減少していました。問1の(5)は,発音体の別の呼び方を問う問題でした。令和2年度の2問2,(1)にもプラスチックを別の呼び方で何というか問う問題があり,このことから,理科の語句を覚えるときには,2つ以上の呼び方があるときはどちらもしっかりと覚えなければならないということです。しかし,その他は難易度も易しいものばかりであったので,点数がとりやすかったと思います。大切なのは,配点が大きくなっているので取りこぼしをしないようにしなければならなかったということです。

2.生物(植物の蒸散)

 今年は植物分野から,蒸散が来るのではないかと生徒たちにいっていましたが,予想通りの形になりました。令和2年度,3年度と難易度の高い問題が生物は続いていましたが,それらと比べると,多少優しくなったのではないかと思います。問2の(3)は問題文をしっかりと呼んだ上で,気孔は明るいところで開き,暗いところで閉じるという教科書内容をしっかり把握しているかどうかが重要でした。

3.化学(電気分解)

 昨年と同じ中3からの出題で意外だったと思いました。昨年もそうでしたが,計算問題が出題されず,実験内容をどれだけ把握できているかを問われていた問題でした。問2の(2)は水溶液に電流を流したところ,青色はうすくなったという文章から,青色であったことは変わらないのでイオンは減ってはいるが0にはなっていないということを考えること,問3は塩素の性質によって色が抜けた後の青色は塩化銅水溶液によるものであるという実験内容と教科書内容をどちらも正確に理解しているかを問われる,2問2の(3)にもあったようなことが求められていたと思われる。

4.物理(回路とオームの法則)

 今回の入試では最も点数が取りづらかったのではないかと思います。問2の(2)では回路のつなぎ方によって豆電球の明るさにどのような違いが出るかを問う問題でした。豆電球の明るさを問う問題は定期試験などでも取り上げられることはありましたが,直列と並列の混合回路の場合,性質をしっかりと見極めたうえで判断しなければならなかったと思います。また,問3では,あまり見たことのないグラフが出されて面食らった生徒もいたかと思います。正確に記述を行うためには,数値を用いて計算を行って考えなければならなかったため,この2題をしっかりとけたかどうかが,より高得点をとれるかどうかにつながったかと思います。

5.地学(天気)

 天気の内容でしたが,内容自体はしばしば目にする内容が多かったと思います。問1の(2),問2の(2)の記述問題,問2の(3)の計算問題も教科書内容をしっかり把握したうえで記述を書く,または,表を用いて計算を行うことが問われていたと思います。

大問2~5を見てみると,難易度自体が例年よりも確実に解きやすくなっているのは間違いありません。ですが,計算問題が減少して記述問題が増加していることから,「中学生の間に,どれだけ教科書の内容を覚え,さらに理解したうえで,問題文と自分の知識とを照らし合わせる」という出題になっていると思います。

やはり、他教科同様に記述が増えた印象があります。

この春の講習会でも記述対策を実施していきますので、少し不安だな~と思った方は講習会まだ間に合います!!お待ちしています!!

最後に春期講習会のお知らせです。

毎日お申込みやお問い合わせがある状況です。少しでも迷っている方は、まずはお問い合わせください。

教室担当がお電話にて気になっていることなどは全てお伺いします。

下記日程と費用で講習会を実施しますので、迷っている方は、1度無料体験にお越しください。

上が清田教室(新設)、下が美しが丘教室の時間割です。(日程は変更となることがあります)

清田南小、清田緑小、清田中の方は清田教室での受講となります。

真栄小、美しが丘小、美しが丘緑小、平岡南小、三里塚小(平岡中校区内の方)

真栄中、平岡中の方は美しが丘教室での受講となります。

その他(清田小、北野中などからもお越しいただいていますので)の小中学校の方は最寄りの教室をお選びください。

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