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2021.02.04

ニスコ進学スクール 発寒教室

合格への近道! Go To ニスコ!!(数学編)

~これからの受験勉強・数学編~

第1条【答えを知るのではなく解き方を知る。数学の半分は暗記です。】

     「よし、今から数学の勉強をする!」と決意したとき、皆さんはまず問題集を解くことから始めることと思います。スタートの仕方としては正しいですが、大切なのは解き終わった後の取り組みです。解答を見ながら丸付けをして、まちがえた所は解説を読んで理解する...。このとき、「理解したつもり」で終わっていませんか? 暗記科目であれば、目にした問題の答えを丸暗記すればよいわけですが、数学は違います。なぜなら、まったく同じ問題が出題されることなんてほとんどないからです。数学の勉強で最も大事なのは答えにたどり着くまでの過程を身につけること。「なぜ、そのように考えるのか」が納得できない限り、似たような問題が出題されても解くことはできません。中学数学はおおよそ出題パターンが限られています。パターンごとに考え方を覚えることこそが数学の得点を伸ばす近道なのです。例えば、皆さんは旅人算ってご存じですか? 2人が同時に移動する「速さ・時間・距離」の問題を指します。この旅人算を解く上で覚えておかなければならないのは、「2人が反対方向」に進むときは「2人の距離の和に注目」し、「2人が同じ方向」に進むときは「2人の距離の差に注目」するということ。考え方を覚えていれば悩むことなく立式できるようになるはずです。このポイントを覚えていない人は、上記の事に気付けない限り解けないでしょう。数学を「ひらめき」や「気付き」だけで解いている人は、必ず伸び悩む時期が来ます。覚えるべきことを覚えてこそ、安定した得点力を身に着けることができるのです。

第2条【学んだ裏技は必ず覚える】

     数学に限らず様々な教科で「裏技」なる解法のテクニックを教わったことがあると思います。皆さんは、これまで教わった「裏技」をどれだけ習得していますか? 覚えるのは大変だから・・・と習得をあきらめていたり、復習が足りずに習ったことを忘れていたり、覚えようとしていなかったり・・・。

そもそも裏技は、裏技であるがゆえに教わっていない人もいるので、それを知らなくても当然問題を解くことは可能です。だったら裏技は必要ない? いえいえそんなことはありません。裏技がなぜ生まれたのか、その誕生秘話を聞いていただければ重要性や有用性に気付いてもらえるものと思います。

     裏技はどのようにして生まれたのか、なぜその裏技が伝えられたのか。それにはいくつかのポイントがあります。

その1 一般的な解き方では大変面倒な問題であること。

その2 比較的、頻繁に出題されている問題であること。

その3 裏技を使った方が格段に時間が短縮できること。

    上記の3つのポイントに当てはまる問題だからこそ裏技が生まれ、必要であると思われたからこそ皆さんに伝えられたのです。入試まで残り1ヶ月となりましたが、数学の学習はこれまで学んだ裏技や解法のテクニックを見直すことをオススメします。

第3条【数学の問題に無駄はない!!】

     数学の問題には無駄はありません。与えられた条件(仮定)は全て使い切らなければ、その問題は解けません。数学は「ひらめき」が必要な教科であると思われがちですが、それは間違いです。もちろん、中には「ひらめき」「気付き」が必要な問題もありますが、ほとんどの問題が「与えられた条件をしっかり使う」ことができれば解けるように作られています。テストでわからない時は、もう一度よく問題を読み返してみましょう。

     例えば、方程式の文章題の場合、与えられた数は全て使っているか確認してください。基本的に必要のない数は問題文に出てきません。出来上がった方程式を見直す時には、単位が異なるものを足したり引いたりしていないかも確認しましょう。㎝とgは絶対に足せません。

     図形問題の場合、「何か気付くことはないか」と与えられた図ばかりを見てしまいがちですが、一度目線を図から外して問題文を読み返してみましょう。使っていない仮定があれば、どう頑張っても絶対に答えは出ません。また、大事なキーワードを見落としていないかも確認しましょう。キーワードとは「平行」や「接線」などです。「平行」といったら「錯角・同位角は等しい」を用いるのは定番です。また、「接線」といえば、「接点を通る半径に垂直である」ことを見落としてはいけません。これらのキーワードは問題の作成者から解答する皆さんに与えられた大事なヒントなのです。

     最後に、「ひらめき」「気付き」が必要な問題のうち、角度に関する問題では「三角形の外角」を使うと簡単に解けることが多いことを覚えておいてください。



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