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2023.10.20

NISCO plus 伏見教室

英語嫌いが増えている?

こんにちは!!NISCOplus+ 伏見教室・啓明教室担当の橋本です。

今日は英語の現状についてお話します。半分営業ですので、お時間があればお読みください。

文部科学省の全国学力・学習状況調査で、以下のようなことがわかりました。

英語の学習(勉強)が好きと答えた小学6年生

2013年度 「そう思わない」と「どちらかといえば、そう思わない」の合計が23.7%

2021年度 31.5%に増加

間違いなく、英語ができないと思い込んでしまう小6生が増加しています。

また、中3生でも同じように英語嫌いが増加しています。

それもそのはずです。

2020年までの中1英語ならbe動詞、一般動詞の基礎ができていれば英語は100点近く取れる難易度でした。最初のテストで英語簡単じゃん!と思った子たちが英語に前向きになるのは予想できることです。

ただ、今の教科書は違います。

中1の最初の定期試験でbe動詞・一般動詞・助動詞canなど詰め込みまくる内容に変わっています。

単語も小学校である程度学んだ前提で教科書が構成されているので、中3までに覚える単語量は激増しています。最初の定期試験で初めて英語の試験を受け、自分はダメかもしれないと思ったまま中3まで流れてしまう子が増えているのだと予想できます。

グローバル化に対応した英語教育を目指して、変わった教科書改訂が現場では「英語嫌い」が増えるといった結果を招きました。

この映画は新しい町に引っ越し、空を飛ぶ能力を使って生計を立てている若い魔女「キキ」の物語です。


The film tells the story of a young witch, Kiki, who moves to a new town and uses her flying ability to earn a living.

ここで出てくるwitchは直訳すると魔女です。

でも、本当にキキはwitchでしょうか?

13世紀頃のヨーロッパでは、「正統派のキリスト教徒」が絶対的な存在とされ、キリスト教徒以外の人、さらにはキリスト教徒であっても "異端"と呼ばれる人は殺しても構わないと考えられていました。

このような流れは「魔女」にも波及し、14世紀後半ごろから「魔女・魔法使いは悪魔と契約を結んでおり、異端だ」とされ、「魔女狩り」が行われるようになってしまったのです。

歴史的背景から、現在でも魔女は不気味なネガティブなイメージが定着しています。

(実際に魔女がいたかは不明です)

このような歴史的背景を知っているとwitchをキキに使うのはどうでしょうか?

変な感じがしませんか?

The film tells the story of a young princess, Kiki, who moves to a new town and uses her flying ability to earn aliving.

princessの方がしっくりきませんか?

このような英語の歴史的背景などを無視して、詰め込み教育をすることがどれだけの英語嫌いを増やしているのか...。もっと英語の基本を、ゆとりをもって学んでいかないと、これからも英語嫌いは増えるのだと思います。

英語好きにするのはゆとりをもって学ぶことです。

無理のないスピードでゆっくりと丁寧に学ぶことです。

低学年くらいから始めるのが理想ですが、小5・小6からでも遅くはありません。

英語を学ぶ機会を増やしていきましょう。

ニスコプラス伏見教室と啓明教室では無理のないスピードで「英語は楽しい」を伝える授業をしています。英語ちょっと不安だな...とか、そもそも英語は嫌い!といった方は無料体験授業お待ちしています!!

最後に講習会のお知らせです。

【講習会日程】

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