こんにちは、平岡中央教室担当の小中谷です。
12/16(土)、冬期講習会前7時間耐久勉強会を行いました。
略して「7耐」!
私、7耐の時にやろう!と思って実施していることがあります。それは参加者全員面談!勉強のことだけでなく、人間関係の悩み、生活面での悩みなど、塾生の抱える現在の問題を聞いて良い方向にもっていけるようなお話をしております。
今回はその中で出てきた社会「地理」に関する相談についてお話したいと思います。
今からちょうど10年前になります。私、新婚旅行でハワイに行きました。数カ月前紹介した時差のお話の続編、ですね。
1日目は時差にやられ夕食のロコモコを食べにいくのがやっと、しっかり睡眠をとった2日目。妻が予約したB級グルメツアーに参加する日です。
ツアーで食べたものはナッツ、かき氷、ガーリックシュリンプライス、ドールの農園で食べた果物...。10年たつとどの順で何を食べたか、思い出せません(笑)。
そのツアーのガイドさん兼バスの運転手がまた、とても面白い人でした。名前はJさん。日本人より日本語がペラペラ、そしてまた日本のことにとても詳しい。日本人以上に日本のことを知っているのでは、と思うほど。最初はツアーの客がドンびくほどのアメリカンジョークをかまし、そして日本についてのクイズ。
そこで私、母国日本のことについて何を知っているんだろう?と考えさせられてしまいました。
Jさん:「ハ~イ、みなさん。ハワイにはたくさんの島があります。いくつあるか知ってますか~?」
我々:「...(無言)」
Jさん:「そ~ね、だいたいね、130の島がありま~す。じゃあ、日本にもたくさん島ありますね。いくつの島があるか、知ってますか~?」
(本州、北海道、四国、九州、淡路、佐渡、択捉、国後、利尻、礼文、焼尻、奥尻、大島、飛島、淡島、小豆島...いったいいくつあるんだろ?)
我々:「...(再び無言)」
Jさん「日本にはね、およそ6800ぐらいの島があるのよ、(以下略)」
Jさんは日本のことが大好きでちょくちょく日本に行くこと、そして歴史なども勉強していることを話してくれました。ユーモアたっぷりに。
私、実はこの時、自分の住んでいる国の島の数も知らないのか...自分の国のこと、全然わかってないのではないか?と考えさせられました。
母国のことに関する必要最低限度の知識、そしてその向こう側にある世界のことも知らなきゃな...。レインボーカラーのかき氷がシロップがまざって真っ黒になるまで、そんなことを考えていました。まだニスコで社会を教える前の話です。
さて、時間を現在に戻しましょう。
先日の面談では、私、こう伝えたのです。
「暗記、という言葉ほど学びをつまらなくさせるものはない。地理は『対比』の学問。我々が住んでいる北海道とその他の地域の違い、我々が住んでいる日本とその他の地域との違い。その他の国の中でも、40年前の現在の輸出品が違っているからその変化を知る、そう、地理って対比と変化を知る科目。違いを知るっておもしろそうじゃない?それが『理解』なんじゃないかな?」
どんな科目もそうですが、まずは興味を持つことです。ニスコ進学スクールなら、みなさんの興味をひくようなわくわくな世界を提供しますよ。
※10年前、まだ社会を教える前のお話です。
(参考図書)永守重信『成しとげる力』
〔さいごに〕
冬期講習会につきましてご案内申し上げます。すでに前年を上回る申込をいただき、誠にありがとうございます。若干ではありますが、各学年お席を用意しております。小学5年生につきましては、あと3名で定員とさせていただきます。
授業体験につきましても、毎週お問合せいただいております。ニスコ平岡中央教室ってどんなところ?まずは一度足を運んでみませんか?
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