こんにちは!!伏見本部教室です。
高校入試が近づいてきました。
この時期になると倍率や道コンの判定、模試の結果によって「不安」を感じる受験生が多くなると思います。
今日はそんな「不安」について、少しだけお話ししたいと思います。
そもそもなぜ「不安」は生まれるか知っていますか？
結論からお伝えすると、それは人間が生き延びるために必要だからです。
例えば、家に防災グッズを置いたり、明日は最強クラスの寒波がやってくると聞いたら水道管の凍結防止を考えたりするのは、不安感からあるからこその行動ですよね？
これは勉強も同じです。不安感をもちながら勉強をする方が成績は良くなる傾向があります。
想像してみてください。不安を感じて志望校へ向けて努力をしている皆さんと、何も不安を感じずスマホをずーっといじっている人やゲームをしている人を比べた時に、成績がいいのがどちらかは考えるまでもないですよね。
つまり、今受験生の皆さんが感じている「不安」は本気で受験に向き合っている人にしか感じることができないものなんです。
適度な「不安」はむしろプラスなんです。自信をもって勉強を続けてください。
ただし、1つ注意が必要なのは、体調不良や不眠になってしまうような過度な「不安」はコントロールしないといけません。
「不安」をコントロールする方法としておすすめなのはノートを1冊用意して「不安」を箇条書きで書いてその対処方法を考えることです。ここでダラダラと長文を書くと余計不安感が増すので、シンプルに書きましょう。
例えば、1日に1つだけこのように書きます。
① 今感じている不安を書きます(1つだけです！！何個も書いたらダメです)
国語が模試でまた60点ほどで目標点に20点も足りない。
②その不安はどうしたらなくなるのか
国語で80点前後を安定して取れたら消える。
② 対処方法を書く
漢字でまだ4点も落とした。漢字ドリルなどに取り組む。
時間配分さえ間違わなければ記述8点分も書けた。普段からタイマーを使って勉強する。
このように不安を感じたことをノートに書きます。
そしてその不安と向き合って、乗り越えるために書いた対処方法を実践していきます。
できなくてもいいです。やってみようとするだけで心が落ち着く効果が出てきます。
不安は言語にすると心理学的にも落ち着く効果があるといわれています。
だまされたと思って書いてみてください。
そして、受験前日にそのノートを見てください。
そこには皆さんが乗り越えようとした努力の跡がたくさん残っています。
そのノートに書いた不安を乗り越えてきた皆さんなら、大丈夫。
合格します。
「不安」は本気の証拠です。
頑張れ！！受験生！！
最後に営業になってしまいますが、
春期講習会のお知らせです。
春期講習会日程表は現時点での予定ですので、変更となることがあります。
変更となった場合は随時お知らせいたします。
