こんにちは!!NISCOplus+ 伏見教室・啓明教室担当の橋本です。
「百聞は一見にしかず」は中国から伝わった言葉ですが、後世の人の手によって加えられた続きがあることを皆さんは知っていますか?
その有名な続きがこちらです。
百聞は一見にしかず(聞くばかりではなく、実際に見ることが大切だ)
百見は一考にしかず(見るばかりではなく、考えることが大切だ)
百考は一行にしかず(考えるばかりではなく、行動することが大切だ)
百行は一効にしかず(行動するばかりでなく、結果を出すことが大切だ)
百効は一幸にしかず(結果を出すだけでなく、幸せになることが大切だ)
百幸は一皇にしかず(自分の幸せだけでなく、みんなが幸せであることが大切だ)
例えば勉強では、やり方を聞いているだけより、実際に見たほうがよく分かります。
しかし、成績を伸ばそうと思えば、どうやって勉強するか考える必要があり、考えるだけでなく実際に勉強、つまり行動をしないといけません。
そして、勉強の目的は成績を伸ばすこと、成果をださないと、勉強の意味がなくなります。
成績を伸ばすだけでなく、それが喜びにつながらないといけません。
勉強ができるようになって嬉しい、模試でいい結果が出るなどです。
最後の「一皇」の訳し方が難しいですが、「みんなの幸せ」と訳す理由は漢字にあります。「皇」は、王や君子といった意味を持ち、中国のトップに立つ人物といえば皇帝。皇帝というのは「みんなの幸せ」を考えることができる人がなれるという意味です。
勉強ができるようになって、自分ひとりだけが喜ぶよりも、周りのみんなにもいい影響を与えて、みんなが喜ぶほうが、より素晴らしいということです。
誰か1人でも本気で勉強を頑張れる子がいれば、その熱が隣に伝わります。
そうやって、本気で勉強をして勉強をする楽しさを知る子が増えていきます。
そうやってみんなが幸せをつかむために努力ができます。
こうやって幸せのリレーをつなげていくことができたら、きっと最強の教室が誕生すると思います。
まずは、私たち講師陣がみんなの幸せのために本気で仕事をすることが、子どもたちへバトンを渡すきっかけになると信じ、学年末試験・入試へ向けて頑張っていきます。
新中1(現小6生)に向けて、中学準備講座第2弾を開講します。