こんにちは、平岡中央教室担当小中谷です。
先日自宅クローゼットの中の整理をしていたところ、懐かしいものが出てきました。高校入学間もないころに行われた宿泊研修の思い出が綴られた文集でした。お題は「ニセコアンヌプリ登山」。標高1308メートル、約5キロの登山道を曇天の下、450名の高校1年生は山頂を目指し只管(ひたすら)登り続けました。山頂からは蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山をはるかに望みながら、そして猛烈な風の中で食べたおにぎりと砂の味は今でも忘れられません。
その登山を通じて、悟りを開いた選ばれし者たちによる力作が詰まった文集が、私のクローゼット清掃をなかなか前に進ませてくれません。文集の中で彼らはこう語ります。
人生は登山だ!
と...。登山道は上り坂だけでなく、時には下り坂もあります。山頂までの道は上り坂だけではありません。強い向かい風が吹くこともある...。順風満帆というわけにはいきません。
「人生には三つの坂あり、上り坂と下り坂、
そして「まさか」の坂」