こんにちは、平岡中央教室の小中谷です。
583
この数字は、ある人々にとっては意味のある数字であり、
そうではない方にはただの数字の羅列にしかすぎません。
私にとっては、「とっても」意味のある数字です、人生を変えた数字です。
平岡中央教室の塾生は私が歴史好きのお●さんだと思っています(笑)。
実はもう一つの顔がありまして、現在は封印しているのですが、鉄道が大好きです。
その中でも一番のお気に入りが583系という、昼は特急、夜は夜行列車として活躍、文字通り24時間走り続ける電車が北海道、四国、沖縄を除いた全国を駆け抜けていたのです。
クリーム色の車体にブルーのライン、3歳のときに初めて乗ったその車両が大のお気に入りでした。
ただし、北海道に住む私はその583系の本物を見ることはできません。
当時は本で見ることぐらいしかできませんでした。
でも、もう一つ見る、いや「手に取る」方法があったのです。
そう、それは「鉄道模型」(今はやっていませんが)。
こどもの私は、583系の鉄道模型がどうしても欲しくて、親にねだるのですが
「高いからだめ!」の一言であえなく撃沈。本当に欲しいものならあきらめないのが漢!
じゃあ、どうすれば買ってくれるの!?
う~ん、じゃあ「逆上がり」ができたら買ってあげる。
...実は私、小学1年生の時に鉄棒から転落して左腕を骨折する大けがを負ったことがトラウマになっておりまして、逆上がりはおろか鉄棒に触ることすら恐怖でした。
本当に手に入れたければ、恐怖に打ち勝つしかない...。そう、親は教えたかったのでしょうか。
欲しいという気持ちと骨折したときの恐怖との葛藤...。そんな日々が続きました。
そして3年たった小4の6月、ついに逆上がりができたのです。恐怖を克服し、逆上がりができた!
...ことよりも「583系の鉄道模型が手に入る!」という喜びの方が勝っていたと思います。
(ちなみにこの鉄道模型は7両セットで諭吉先生二人分ほどの値段でした)
恐怖を乗り越える、いや恐怖に限らず困難を乗り越えるのには勇気もいるし、時間もかかります。
しれっと3年と書きましたが、本当に3年かかりました。
さて、もうすぐ夏休み。苦労して手に入れた583系の模型を家の中で走らせたあの夏...。
この時期になると、ふとそんなインドアだった少年時代を思い出します。
(外で遊べよ、過去のオレ...)
〔おわりに〕
実は私の書く記事にはある意図が隠されています。
お気づきの方は既にいらっしゃるかと思いますが、
・何かを成し遂げるには、時間がかかること、
・立ち向かっていく勇気、前向きな心を持つこと、
・自分を成長させるには「学び」が欠かせないこと
これを伝えたく記事を書いております。
私は縁あって平岡地区、北野地区を担当させていただいております。
今、平岡中央教室に在籍している塾生とその保護者様だけでなくもっと多くの方と関わって、
学ぶことの大切さ、面白さを伝えたいのです。
この夏、ニスコ進学スクール平岡中央教室でお待ちしております!
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