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2025.10.29

ニスコ進学スクール 平岡中央教室

「内閣」のはじまり

こんにちは、中3社会のテスト範囲は今話題の国会、内閣。試験対策真っ盛りの平岡中央教室担当の小中谷です。

 

内閣、内閣と言うけれど、内閣とは何だろう?いつごろ誕生したのだろう?内閣の起源が気になる方は、お読みください。

 

●補佐役を廃する

「内閣」という言葉が登場するのは今から700年前ほど、中国は明の時代まで遡ります。中国ではトップに皇帝、その補佐役に「丞相」とよばれる大臣がおりまして、ここに権力が集中する傾向にありました。下手をすると皇帝よりも権力を持ってしまうケースも多々あり、中には皇帝の位を乗っ取るなどということも...。

明を開いた朱元璋(しゅげんしょう、在位1368~1392)は、貧しい身分から皇帝に上り詰めた人物で、自らの地位をおびやかすであろう、この丞相を廃止し、全ての権力を皇帝に集約します。

 

●皇太子を補佐役にするものの...

丞相制度を廃止した後、業務量はぼう大。1人で政治を見るのはさすがに無理だったのでしょう。朱元璋は、未来の皇帝である皇太子を補佐役にします。丞相の代わりに皇太子が政務を補佐する、理想的なこの皇帝見習い制度は早くも破綻します。当の皇太子が若くして亡くなってしまい孫が成人するまで、朱元璋は一人で政務を決済せざるをなくなりました。

 

●内閣誕生!

 そこで位は低いが実務能力のある役人たちを秘書や顧問として用いることにしたのが3代目の永楽帝(在位1402~1424)です。彼らは文淵「閣」という建物の「内」部で、仕事をしたことから「内閣大学士」と呼ばれました。皇帝の秘書であり、顧問である人々の集まり、それが「内閣」です。あくまで相談機関ですから、政治を主導する役割があったわけではありません。では、内閣がどのようにして政治を主導するようになっていったのでしょうか?続きはまたいづれ...。

 

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