こんにちは、量より質？質より量？どちらかというと「量」なニスコ進学スクール平岡中央教室小中谷です。
平岡中央教室名物（？）小学５・６年生オリジナル記述、先週のお題は...。
「質より量？量より質？どちらかの立場に立って、自分の経験や見たり聞いたりしたことを交えて自由に書きなさい」
小学生なら多分「量より質」と答えるだろうな、と予測しておりましたら、やはり「量より質」と答えた生徒が多かったですね。
「量をこなす」ということは、すなわち「時間がかかる」ということ。だから、時間をかけずに質の高い方法や手段を求めるわけです。最近は「タイパ」、タイムパフォーマンス重視の傾向が強いようです。貴重な時間を１分１秒無駄にしたくない、あるいは小学生なら１分１秒でも多く遊ぶために勉強の時間をなるべく少なくしたいから？
ところで、「知ることと理解することは別」という言葉があります。
りんごの皮をむく時、包丁を使うことを知っていても、初回で上手に、しかも時間をかけずに包丁を使ってりんごの皮をむくことができるでしょうか？
すぐにはできないと思うのです。今でこそ、すらすらっとりんごの皮をむくことはできますが、包丁を扱う怖さ、怪我など「こわい」という気持ちを克服するまでに時間もかかりました。
勉強も解き方を知ったからといって、すぐに解けるようになるものでしょうか？文章題の数値を変えたり、図形の向きをちょっと変えただけで途端に問題が難しく見えてしまうことはあるものです。
解き方を「自分のものにする」ために、ある程度の「量をこなす」ことは必要ではないでしょうか？
２学期が間もなく終わろうとしています。長い２学期、たくさんのことを勉強しました。みなさんはそれらを完璧に「自分のもの」にしていますか？
新学年進級に備えて、冬休みに「知った」ことを「自分のもの」にするため、ニスコ進学スクールで「ある程度の量」をこなしてみませんか？
【おわりに】
ついに１２月、冬期講習会もおかげさまをもちまして、昨年を上回るペースで申込をいただいております。この場を借りて御礼申し上げます。各学年お席はまだありますので、講習会、授業体験などお問い合わせをお待ちしております。
