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2026.05.21

ニスコ進学スクール 平岡中央教室

切れ者たちの生き方に学ぼう⑤ ~自分で考え、判断することの大切さ~

こんにちは、平岡中央教室担当小中谷です。

 

皆さんは「リーダーになりたい」と思いますか?ある調査によると、世界の国々に比べると、日本は「リーダーになる」ことをあまり好まないようです。

 

その主な理由は「責任」の重さにあるようなのです。

 

さて、今回のお話は切れ者であることは間違いないのです。頭脳明晰、七歩歩くうちに詩を作れるという「曹植」(そうしょく)という人物のお話をしたいのです。

 

今までも三国志の人物を何人か取り上げてきました。曹植は魏を建国した英雄、曹操の子で正妻との間に生まれたのは3番目。中国のような長幼の序を重んじる国では、基本長男があとを継ぐのです。長男の曹丕(そうひ)、3番目ではあるけれども才気にあふれる曹植、この二人のどちらを跡継ぎにするか、かなり悩みます。そこで曹操は、一計を案じます。

 

門番に対してこういいます。

「これから、私は曹丕と曹植の二人をここに呼ぼうと思う。二人が来たら、こう言うのだ。『王の命令でなんびとたりともここを通ることはできません』と。絶対に通してはならんぞ。」

 

まず、長男の曹丕がやってきます。門番は「王の命令でここを通すな、と言われております。お通しできません!」父の命令で来たにもかかわらず、門を通ることができなかった曹丕はすごすごと自分の屋敷に帰ります。

 

では、詩人曹植。門番は曹丕の時と同様、門を通しません。曹植はなんと、この門番を切り捨て、父曹操のもとに赴きます。

 

曹操「門番に止められなかったか?」

曹植「はい。父上の命令は絶対ですから、門番を切り捨てました。」

 

曹操は気転を聞かせた曹植を大いに褒めます。しかし...。

曹植には楊脩(ようしゅう)という切れ者の家庭教師がついておりまして、曹操がこういったら切り返しなさい、という「答教」(とうきょう)というマニュアルを作っておりました。曹植は、それをそのまま実行しただけだったのです。

 

リーダーというものは、運命を決めるここぞ!という時の決断をしなければなりません。マニュアルにのっとっただけの行動、深く考えることなく言われたとおりに動く曹植に、曹操は危うさを感じたのだと私は考えます。もし曹植を後継者にしたら、頭は切れるが、人の言いなりになりだけではないか?重大な局面でリーダーとしての責任をはたせるのか、と。結局曹操は曹植を跡継ぎにすることはなく、長男曹丕を後継者に定めるのでした。

 

ところで、現代という時代は非常に便利で、「これやっといて」と命令すれば、コンピューターがいろいろとやってくれるようです(私はまだ世話になっていませんが)。自分の頭で考えて、そして決断する。昔も今もこれからも、これが人としての「あるべき姿」なのではないのかなあ、と私は思います。

 

〔今回の教訓:自分の頭で考えて決断できる力をつけなければ、大事をなすことはできない〕

 

【おわりに】

切れ者シリーズも第5弾、三国志が続いたので今度は「試験に出る切れ者」にシフトしますね。

 

さて...。ただいま、無料体験授業も承っております。平岡地区、北野地区のみなさん、お問い合わせ、お待ちしています!ニスコでぐんぐん伸びましょう!

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