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2023.04.15

ニスコ進学スクール 平岡緑教室

平岡緑教室 「シン・仮面ライダー」と学習について

平岡緑教室の生徒の皆様、保護者の皆様、こんにちは。

副教室長・社会科担当の寺岡です。

さて、わたくしの今回のテーマですが、先月公開された「シン・仮面ライダー」を、学習と絡めてお話していきます。ネタバレをしないように話を進めていくので、安心してみていただければと思います。

【私と仮面ライダーについて】

私は仮面ライダーが大好きです。「平成ライダー」と呼ばれるクウガが私にとっての最初の仮面ライダーです。そこから少し離れた時期もありましたが、クウガから現在のギーツから数えると、24作品のうち19作品を見てきました。見ていない作品も少しずつ見ながら、これから放送されている作品も見続けたいと思います。平成の初期の作品(クウガ・アギト・龍騎・ファイズあたり)は、大人も楽しめる設定・内容になっているので、見ることをお勧めします。

そんな仮面ライダー好きな私にとって、これを見るために生きていこう!と思えるほど生きがいとなっていた、「シン・仮面ライダー」という映画ですが、公開から一か月以内で私は2回見ました。映画の評価は人それぞれだと思いますが、私は何回見てもいいと思える、それくらい面白い、良い映画でした。(この作品の続きもぜひ見てみたい...)

【シン・仮面ライダーと学習の関連付け】

さて、そんな「シン・仮面ライダー」ですが、内容はすべて一から作られたものではありません。1971年から始まった初代とよばれる仮面ライダーに出てくる人物や設定をベースにして作られています。

その中から今回の作品ではどの部分を軸にして話を作るか、どの設定を採用するか、あるいはしないかという取捨選択をして、約2時間という時間の中でスッキリとした作品を完成させる。そんな製作側の視点に立ってこの作品を見てみる(特に2回目はそういう考えで見ました)と、原作に対するリスペクトやそれをまとめた労力がひしひしと伝わってきました。

この過程が学習方法にも反映できるのではないかというのが私の考えです。

テストで高得点を取るには、テスト当日まで自分が学習した内容を覚えていることが必要です。

ただ暗記が苦手な人はなかなか記憶が定着しない...そこで使えるのが、シン・仮面ライダーの製作過程なのです。

どういうことかというと、先ほども説明したとおり、この映画はある程度の設定(学習でいう知識)があり、それを組み立てていくという作業のもと、完成したものなのです。

つまり、学習に関しても、自分でストーリーを作って知識を組み立てていけば、単純に暗記するよりも記憶は長く保てるということです。

また、楽しく勉強しましょうということです(もちろん知識はたくさん吸収する準備は必要ですが...)

例として織田信長の一面を少し取り上げてみます。

織田信長はよく知られているイメージとしては、仏教(寺院勢力)嫌い、キリスト教好きというものがあります。

このような漠然とした知識よりも、『織田信長が目指していたのは天下統一だったが、当時勢力が大きかったのは仏教(寺院)だった。自分より勢力が大きい組織は自分の天下統一の妨げになるため、代表的な延暦寺の焼き討ちを行うなど厳しい弾圧を行った。』というようなまとめ方をする、といった感じです。

すべての分野でこのようなまとめ方をしようとするととてつもなく時間がかかってしまうので、苦手な単元だけこのような暗記方法を試しましょう。

また、まとめるにしても長すぎず、100字以内でおさめるようにしてみてください。

ちなみに上に書いた織田信長は丁度100字です。

なかなか学習したことが記憶できない...という方はこの記事でおすすめした学習をして見ることをおすすめします。

脚本・監督はあなたです。面白い学習作品を作ってみてください!

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