清田教室の生徒の皆様、保護者の皆様、こんにちは。清田教室長の寺岡です。
突然ですが、普段国語の勉強はしていますか?その中でも、「詩」という単元はどのくらい取り組んでいますか?物語文や説明文、漢字の練習、などの時間と比較すると、詩にかける時間はそう多くはないでしょう。しかし実は、日常生活の中で詩のようなものに触れることができるのです。いつそれを経験しているか、予想することはできますか?
それは、歌詞です。私は音楽を聞くことが好きなのですが、歌詞を見た時に「この人っぽい歌詞だな」とか「この言い回しすごいな」と思うことが多々あります。今回は、歌詞から詩の表現技法を学ぶことができるよ!という観点に注目して、あるアーティストの、ある歌の、ある歌詞を1つ紹介します。
そのアーティストとは、サカナクションであり、ある歌とは『夜の踊り子』(作詞:Ichiro Yamaguchi 作曲:Ichiro Yamaguchi 編曲:サカナクション)です。(この歌のリリース日が2012年...約13年前!?)さて、歌詞を見てみましょう。
跳ねた跳ねた 僕は跳ねた 小学生みたいに
雨上がりの夜に跳ねた 水切りみたいに
ここで使われている表現技法は何があるでしょう?いくつあるでしょう?
①「跳ねた」という言葉を繰り返し使用していることから反復法
②「僕は小学生みたいに跳ねた」という語順を入れ替えていることから倒置法
③「みたいに」という、例えを表現していることから比喩(直喩)
④「小学生みたいに」「水切りみたいに」と、対応する語句を同じ組み立てで並べていることから対句
たった2行で4つの表現技法、歌詞が詩の勉強になることは感じていただけましたか?世の中にはまだまだたくさんの歌詞があるので、皆さんも詩の観点から探してみて下さい。
清田中学校の定期試験も、間もなく本番を迎えます。清田教室ではGWが明けた土日、5/10(土)から対策授業が始まっています。約1か月間、頑張ってきた成果を示すために残りの期間も全力で取り組んでいきましょう!
現在問い合わせが増えています。清田教室について知りたいことがある方は、ぜひニスコ本部フリーダイヤル0120―44-3759 までお問い合わせください。
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