こんにちは、美しが丘教室の柿本です。
今回は、国語についてです‼
私は、物語文や論説文のテストは大きく分けて2つに分類できると考えています。
① 定期試験などに多い、じっくり読みこんだ文章についてのテスト
これは、小学校の単元テスト、中学校の定期テストがあてはまります。1、2週間、長い場合は1ヵ月と長期間にわたり、文章と向き合います。そのため、テストは、学校で学習したもの、学校ワークや授業ノート・プリントなどからの出題が多いです。よって、ノートやプリントを反復し、どれだけ覚えられるかが重要です。
もちろん、ノートやプリントだけではなく、先生の発言も重要なので、聞くだけではなく、ノートに一言一句逃さないように書き残しておきましょう。
② 与えられた課題文を短時間で読解する
北海道学力コンクールなどの模試や入試などが該当します。
このタイプでは、初めてみる課題文を15分程度で読解し、問題を解く必要があります。小手先のテクニックでは、どうにもならないことが多く、長期間にわたる訓練が必要です。
このパターンの国語の訓練には、他の教科と大きな違いがあると考えています。それは、反復練習の効果が薄いことです。解答の確認や論理構造を見直すことは重要ですが、時間をかけて同じ問題を解いても、答えを覚えていることが多く、問題を解く思考パターンの訓練にならないことが多いです。そのため、問題集などで国語の読解力を上げようとする際には、問題を丁寧に扱うことが重要です。ある意味で一期一会のようなものと考えて、じっくり解くようにしましょう。慣れてきたら、解く時間を設定し、より本番を意識した練習に切り替えていきましょう。
①と②に共通することですが、雑に練習しても意味がありません。常に丁寧に問題に向き合うことを意識しましょう。具体的なアドバイスが欲しい場合は、いつでも先生に話しかけてください!