こんにちは!! ニスコ進学スクール山の手教室で、算数・数学を担当している山本です!!
さて、以前出題した問題の解答をしようと思います。
「xについての方程式、ax＝bを解け。」
いきなりですが、模範解答は次の通りです。
この問題、「 
」と答える人が多いのですが、正解ではありません。
なぜかというと、「ax＝b」から「 
」に式変形する際、両辺を「aで割る」という計算をしているのですが、「a＝0のとき」はこの計算ができないからです。(0で割ることはできない！)
では、「a＝0のとき」はどうなるのか？
実際に式に代入すると、「0×x＝b」という式になります。
bが0以外の数のときは、xに何を代入しても、左辺は0になるため、解はありません。
しかし、bが0のときは、xに何を代入しても、両辺とも0になるため、すべての数が解になります。
簡単そうな問題に見えて、結構難しいですよね。
今回紹介したような手法を、「場合分け」といいます。
高校では何度も出てくる方法なので、頭の片隅に入れておきましょう。
この記事で、少しでも数学に興味を持った人は、ぜひ山の手教室で無料の体験授業を受けに来てください！！
最後に冬期講習会についてのお知らせです。
