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皆さんこんにちは！宮の沢教室の小川です。

早いもので、あと入試まで1ヵ月となりました。受験生の皆さんは、最後の追い込みをしている時期と思います。この1ヵ月の過ごし方で合否が左右されるといっても言い過ぎではありません。今回は、この1ヵ月をどのように過ごしたら良いかを、私の考えをもとに記載していきたいと思います。

① 得意教科こそ勉強すべし！

「え？得意教科は置いておいて、苦手教科を勉強するべきじゃない？」そうお考えの方もいらっしゃると思います。確かに、苦手教科を勉強することは必要です。それは勿論するべきです。

しかし、だからと言って得意教科をなおざりにして良いのでしょうか？

得意教科は貴方の得点源です。ですから、出来るだけ高得点を取るべきなのです。それが貴方を合格へと導くでしょう。得意教科を勉強しなくなる、或いは勉強量を減らすと坂から転げ落ちるように点数は下がります。ある教科を1ヵ月なおざりにすると20～30点は簡単に下がります。

これで一気に合格が遠のいてしまうのです。

得意教科は引き続き勉強を続け、その実力を更に向上させるようにする必要があるのです。

② 定期テストのテンションで勉強すべし！

入試の準備は長期にわたって行われます。ですから、後半で失速する方が毎年います。

「入試まであとわずかだから、あまり無理をせず今の学力を維持し体調を整えることに注力しよう」と。このように「守り」に入ってしまう者に勝利はあるのでしょうか？

否、断じてそのようなことはありません。ここで皆さん、定期テストのことを思い出してください。定期テストまであと2週間...ここで諦める方がいるでしょうか？寧ろ、今までにも増して勉強するはずです。定期テスト3日前...死ぬ物狂いで知識を詰め込んでいませんでしたか？入試もこのテンションで良いのです。何年か前の卒業生で、志望校の合格確率が2％の方がいました。

道コンの点数は合格点に遠く及ばず、合格はほぼ絶望的でした。しかしその生徒は最後まで諦めず、入試前日に教室に来て、「先生、この問題のここまでは分かるんだけど、その先が分からないから、教えて下さい」と言ったのです。私はその生徒の気迫に圧倒されました。

その生徒は最後の最後まで学力を上げることに執着したのです。結果は大逆転で合格。

その生徒の粘りが勝利を引き寄せたのです。

勝負は「守り」に入った瞬間、敗北への道を進むことになります。勝利は、最後の最後

の最後まで諦めず「攻め」の心を持ち、実行した者が手にするのです。

最後まで学力を

向上させることに執着し、勉強を続けて下さい。

③　 体調をしっかり整えるべし！

体調が悪いと脳もうまく機能しません。特に睡眠不足は厳禁です。

遅くとも午前0時には就寝しましょう。そして7時には起床しましょう。夜0時以降まで起きている方は今からでも遅くありません。これを見た今日から実行しましょう。そして栄養のある食べ物をしっかり摂りましょう。

睡眠と栄養、これがしっかりしていれば体調を崩すことも劇的に減ります。

体調を崩さぬよう、規則正しい生活を心がけて下さい。

受験生の皆さん、今とても不安で、苦しい毎日を送っていることと思います。でもこの苦しみは、もう少しで終わります。春はそこまで来ているのです。

最後まで、悔いの無いようやり抜いて下さい。受験は弱い自分との戦いです。

「遊びたい」「勉強したくない」と思うのは誰しも思うことです。その自分を奮い立たせ、目の前の受験という試練に立ち向かっていくのです。今やるべきことから逃げず、やり抜くことが出来た方は、きっと受験が終わったとき一回り大きい自分になっていることでしょう。

その経験は今後の人生で必ずプラスになるはずです。

最後の最後まで歩みを止めず頑張ってください。受験生の皆さんを心から応援しています！