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2023.12.11

ニスコ進学スクール 福住教室

ナカデマンが思う、受験生とは。

 こんにちは。ナカデマンこと中出です。

雪が本格的に降る時期になりました。私は寒い季節が苦手で、早く春にならないかと首を長くして待っているところです()

 

 そんな中、高校受験を控えた中3生のみんなは、寒さに負けないくらい、熱い気持ちで勉強に取り組んでいます。福住教室では、塾生面談が終わり、講習会のテキストお渡しも始まりました。面談で志望校について念入りに保護者様と語り合い、おおまかな部分は決定しました。志望校判定が厳しい生徒も、余裕のある生徒も、最後のテストが終了するまで油断は一切してはなりません。強い気持ちをもって、合格を掴み取ってほしいと思います。

 

 『受験生は特別な存在である』と私は思っています。『志望校合格』という明確な目標に突き進む姿は、多くの人たちが感銘を受けます。『受験生ガンバレ!』という応援グッズや、ゲン担ぎの食品などがスーパーに並んだりし、どの人からも応援を受ける、いわば敵なしの特別な存在と言えます。

 

 そんな受験生の最大の敵は、同じ志望校を受ける他の受験生ではなく、『己自身に潜む気持ち』です。大きく3つあると考えています。

 一つ目は『驕り』です。先ほど書いた内容と重複しますが、志望校判定が100%に近いものが常に出ると、『何もしなくても合格できる』と勘違いを起こし、『油断』します。志望校判定の%は確率ではなく、評価値ですから、志望校に対して90%の合格判定は『他の受験生に比べ、あなたはかなり優位に立てています』という客観的評価にすぎません。『90%の判定が出ているから、勉強量も減らしても合格できる』という方程式は成り立たず、他の受験生に逆転されるきっかけになります。努力の量は変えず、『緊張感をもって』優位性を保つように必ず心がけてください。

 

 二つ目は『諦め』です。これは、一つ目の気持ちとは真逆で、『志望校判定が出ないから、諦めてしまおう...』と投げやりになってしまう状況です。行きたい理由があるから志望校なのであり、やむを得ない事情がある限りは諦める理由にはなりません。志望校判定が30%~50%と厳しい値でも、『焦らずに』この3か月で出来ることを考え、今まで以上に頑張りましょう。昨年度の福住教室でも、東西南北の判定がこの時期で40%だった生徒が、見事合格を掴み取った例があります。自分の可能性を潰してしまうような気持ちは持たないようにしましょう。

 

 三つ目は『不安』です。『失敗したらどうしよう...』と考えてしまったことはありませんか?受験会場にいる受験生は誰もが緊張し、同じことを考えて、負のオーラに会場が包まれていることもあります。

 ですが、私は思うんです。『自分が失敗したときのことをイメージすることって、何の意味も持たない』と。その志望校に合格するために一生懸命頑張ってきたのだから、合格を掴み取った自分の姿を想像し、逆に奮起をしないといけないのではないかと思うんです。私の上司である橋本先生(伏見・啓明教室の教室長)『根拠のない自信を持て』と激励し、受験生を送り出します。過度な自信は慢心に過ぎませんが、『自分はやれるんだ!戦えるんだ!』という気持ちを抱き、積極的でアグレッシブなメンタルに変化させていくことは非常に重要です。不安に打ち勝ち、自分が志望校に入学する未来を描き、最後まで頑張ってください。

 

 結局、学力という目に見えないものを競う『試験』は、実力と精神力がどちらも伴っていないと満足いく結果がでないものです。長ったらしい記事でしたが、これを最後まで読んでくれた受験生のことを想いながら、残り80日あまりを全力指導していきたいです。

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