こんにちは、ニスコパーソナル福住教室の佐藤です。
3月23日(日)より春期講習会がスタートします!
福住教室では、今週にかけて講習会のお申込み・入会のお問い合わせが増えています。
★春期講習会のパンフレットはこちら
講習会の受講が初めての方は、3回の受講料が無料(1教科限定)となります。
苦手な単元の復習、次学年の予習など、ご希望にあわせた授業をご受講いただけますので、ぜひご参加ください!
さて、今回は受験を終えた中学3年生に向けた内容になります。公立高校の合格発表がありましたが、すでに次の目標(大学受験)に向けて勉強を始めた人もいます。
「高校入学までの期間、何をして過ごせばいいのか」と手持無沙汰になっている中学3年生は、以下の3つのことをしてみて、少しでも高校の準備をしておきましょう!
- 大型書店で高校の問題集を見てみる
高校での学習内容は、中学校のときと比べ、非常に"濃い"内容になります。覚えるべき語句や定理、解法は多いですし、しかも覚えにくいものばかりです。
当然、皆さんも「高校の授業は難しいんだろうな...」と漠然とでも気付いていると思いますが、具体的にどの程度まで難しいのか、ということを理解している人は少ないはずです。
そこで、大型の書店に行って高校の問題集を見てみることをオススメします。
これは、先に演習問題を知って解けるようになることが目的ではありません。あくまでも、高校での学習内容を実際に見てみて、俯瞰的に全体像を知っておくためです。
そして、実際に見てみると、「中学校の内容と繋がっている」ことに気が付くと思います。
数学であれば、数Ⅰの初めに「展開・因数分解」「平方根」を学習します。英語であれば、論理表現の初めに「品詞・文型」「時制」を学習するはずです。
このように、高校で学習する単元だけでも事前に知っておくと、頭の中でぼんやりとイメージができているので、高校での授業を楽に受けることができます。
もし余裕があれば、実際に問題集を買って予習をしてみると良いと思います。
- 興味のある大学と大学受験について調べてみる
これも①と共通しますが、興味のある大学の雰囲気や、大学受験の仕組みをインターネットなどで調べてみて、「なんとなく」知っておくと良いです。そして、気になる大学は「大体これぐらいの位置(偏差値)なんだ~」と知った上で、高校での学習をスタートさせることが望ましいです。
大学受験の仕組みやこれから高校で受験する模試、偏差値については、各高校の進路説明会で伝えられます。
ですが、多くの高校が「道内の国公立大学」の受験を想定した説明を行います。もしも自分の進路がそれらの大学だけであれば問題ないのですが、大学受験の選択肢はもっと広く、受験の仕組みも様々です。
例えば、早稲田大学法学部であれば、受験で使用する科目は「国語」「英語」「地歴・公民・数学から選択」です。さらには、最近だと「総合型推薦」という受験方法も一般的になってきています。
そうしたことを少しでも知っておき、「自分に必要な勉強」のイメージを持った上で高校での授業・テストを受けると良いと思います。
- 勉強の体力を落とさないよう、勉強を継続する
皆さんは、高校受験を終えてから勉強を続けているでしょうか。勉強はスポーツと同じで、続けないと体力が落ちてしまいます。もしも仮に、公立高校入試から高校入学まで全く勉強をしなかったとすると、4月の高校での授業についていけなくなります。
高校で良いスタートダッシュを切るために、まずは各高校の入学までの課題にしっかりと取り組みましょう。そして、数学・英語で少しでも「苦手だな」「忘れてそうだな」と感じる単元があれば、丁寧に復習をしておきましょう。
また、高校での古文は現代文での「品詞」が基本になりますので、もしも品詞をしっかりと覚えられていない人は、春休み中に勉強し直すと良いと思います。