こんにちは、ニスコパーソナル福住教室の佐藤です。
8月9日(土)で
夏期講習会の授業が終了しました!
福住教室では、小学3年生から高校3年生まで、過去一番多い人数が参加しました。
一人ひとりが自分の課題と向き合えたと思います。中学3年生は受験勉強のスタートとして、夏期講習会から復習を始めた人も多く、自習の利用者も増えてきました。
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夏期講習会ではこれまでの復習内容に取り組み、忘れていた内容を覚え直したり、理解できていなかった単元の説明をもう一度聞いたり、実践問題の解き方を学習しました。
当教室の場合は、個別指導なのでなるべく苦手単元に絞って授業を行いました。
(このような希望用紙も使用しました)
夏期講習会に真剣に参加すると、ほとんどの場合で学習内容の理解が進み、早ければ講習会受講後に成績が上がります。
(もし夏期講習会に真剣に参加し、成績が下がってしまった場合は、取り組み方か、取り組む量か、学習環境を変える必要があると思います)
今回取り上げたいのは、夏期講習会に真剣に参加したにもかかわらず、「成績が横ばいである」場合です。
「夏休みにたくさん勉強したのに、道コンの成績が前と変わらなかった」「勉強した単元の問題がテストで解けなかった」など、勉強したのに結果が出ないというのは、とても不安なことだと思います。
この場合、考えることは
①幅広く学習できていたか(勉強の量)
②学習内容が定着する勉強ができていたか(勉強の質)
③別な問題だったら解けるかどうか(出題内容の難易度)
大きく分けて、以上の3つかと思います。
今回は②についての内容をお伝えしたいと思います。
対象は中学3年生を想定しています!
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「1週間後に解いても解けるように」学習しよう
人によっては、「今度復習をして覚えよう」と思って授業を受けていたり、「なんとなくわかった」で終わらせている場合があるかと思います。
そうではなくて、「まずは今日解けるにしよう、そして1週間後に解いたときに解けるように覚えよう」という気持ちを持って勉強しましょう。
これは勉強の姿勢に関してです。
授業を聞いたり答えを見て理解したつもりでも、もう一度解き方を反芻することで内容が定着します。逃げずに向き合い、その場で習得してしまう。この姿勢が成績アップの土台となります。
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1つの学習内容に対して、もっと時間をかけて取り組もう
一問一答のような暗記や、基本計算の反復演習も意味がありますが、1つの学習内容について時間をかけて考えることも大切です。
これは問題を解くときではなく、答えを確認した後のことを指しています。
教科ごとだと...
国語:文章問題の答えの箇所を文を追って確認する。
数学:解き方の手順を理解しながらしっかり確認する
社会:語句の内容を教科書やネットで調べる
理科:(社会と同じ)+関連する図を確認する
英語:英文と和訳を対応させて読み直す、知らない単語を調べる
今回の夏期講習会で、とある中学3年生の理科の授業で、「露点が下がっているということから何が読み取れるか」を説明しました。これは湿度の求め方の公式を覚えているだけでは難しく、飽和水蒸気量曲線と関連させることで、内容が理解できます。
解けなかった問題や新しく学習した内容、さらには復習した内容について、これまでよりもっと時間をかけて考えてみましょう。
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