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2023.03.13

NISCO plus 啓明教室

令和5年度 北海道公立入試の感想 数学編

こんにちは!!NISCOplus+伏見教室・啓明教室担当の橋本です。

トルコ語が話せる?山本講師に数学の入試問題についての感想を書いてもらったので、掲載させていただきます!

大問1

問5の因数分解の問題が、答えを複数求めなければならない問題なので注意が必要でしたが、パターンは多くないので、解きやすかったと思います。

問6の作図は、先に角度の計算を必要とする問題。角の二等分線・垂直二等分線のもつ性質をしっかり押さえておく必要がありました。

大問2

規則性に関する問題で、読解にやや時間がかかる印象です。

問1では「予想が正しくない」ことを説明する問題になっているので注意が必要。反例が複数ありましたが、比較的見つけやすいので得点しやすかったと思います。反例が見つけにくい問題の場合は、問2から解いてから探していく方法も有効でした。

問2は、空欄を埋める問題なので問題文をよく読んで誘導に乗っていけば解きやすい。

問3は問2がヒントになっていることに気づけば解きやすいが、やや難易度が高く感じました。大問全体の流れを読み解く力が必要と思います。

大問3

2次関数の問題。変化の割合の計算方法など、基礎的な知識を押さえておけば、問1と問2は難なく解けたと思います。

問3は、台形の面積を2等分する問題でしたが、今までに類題を何度も演習してきているので、塾生にとってはやりやすかったはずです。ただ、面積を2等分することを説明する問題なので、記述力が必要となります。

大問4

円周角の定理と合同・相似に関する問題。問ごとに注目している三角形が変わっているので、注意が必要でした。最後の合同を証明する問題は、証明方法が複数あります。合同条件を把握し、しっかり方針を立ててから解き進める力が必要です。

大問5

データの活用に関する問題で、中学1年生で解ける内容になっています。最終問題でしたが、易しい問題でした。用語の意味を確実に押さえて、グラフからデータの傾向を読み解く力が必要です。

総評

全体的な傾向としては、問題理解に時間がかかる印象を受けました。問題の意味や問われていることを素早く理解し、問題に取り組めるようにしていきたいところです。

また、中学1年までの知識で解ける問題が約40点分あり、非常に多くの割合を占めています。基礎をおろそかにせず、しっかり定着させていきましょう。

今回、連立方程式や2次方程式、三平方の定理を利用する問題の出題がありませんでした。どれも過去3年以内に出題されているタイプの問題であるため、しっかり対策をしていきます。

以上、山本講師からでした。

上にもあるように中1内容でも解ける問題がたくさんあるので、新中2、新中3の皆さんは、1度でいいから新入試にチャレンジしてみましょう。数学だけではなく、国語や社会なども難易度が数年前とは比較にならないことがわかるはずです。

春の講習会のお知らせです

講習会の日程は以下の通りです。

春期講習会日程表は現時点での予定ですので、変更となることがあります。

変更となった場合は随時お知らせいたします。

見えにくい場合はこちらをご覧ください。→講習会日程

※4月1日の新小6の5科は10:30~12:20で実施いたします。

※南北オープン模試とトライアルテストは講習前の実力試しのテストとなります。

テスト時間は以下の通りとなります。

講習会費用(受講料無料・テキスト代とテスト代のみです)は以下の通りです。

新中3 3800円

新中2 3800円

新中1 3800円

新小6(5科) 3000円

新小5・新小6(2科) 2500円

新小3・新小4 2100円

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