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2023.08.24

NISCO plus 啓明教室

国語の心得

こんにちは!!NISCOplus伏見教室・啓明教室担当の橋本です。

以前、お伝えしていた記述添削を伏見教室と啓明教室で開始しました。

記述の基本からできていない子が多く、【文末表現の不備、文の最後に平気で「こと」と「事」の違いをわかっていないまま「事。」を使う(これとか平気で○にしている塾もあります。大人でもわかっていない人が多いです...)、句点をつけ忘れる】などなど、小学校レベルから怪しい子たちがたくさんいます。

講師陣で今回の道コンでとらせることができなかったことを反省して、本気で次はとらせようと決意を固めました。

記述添削は強制ではありません。

自習室に毎週新しい問題を置くので、学年問わずにやりたい子は解いて講師まで提出してください。

さて、記述対策は添削をして少しずつ改善することはできますが、国語の力をつけるためのやり方はいろいろと出回っており、嘘を平気で言う大人もいます。

一つの例として、国が推奨する「活字にいっぱい触れるために読書をすべき」です。

これで国語ができるならば学校で毎日国語をやっている子たちはなぜ伸びないのでしょうか?

もちろん読書で伸びる子がいるのは事実です。

でも、読書をすれば伸びる子の特徴として「そもそも読書好き(能動的に読むことができる)」という性質を持っています。

ない子には無理です。伸びません。今の生活には読書よりも楽しいことが多すぎます。

読書するよりもゲームをしたい人の方が多いはずです。

読書が嫌いな子はじゃあ何をすればいいんだ!ってなりますよね...。

正直、それは私も模索中です。

テクニックなら教えることはできます。

解き方はたくさんありますし、解答作成のコツはあります。

でも、本当の国語力をつけさせる指導となると別次元のレベルになります。

橋本もいろいろな方法を毎年変えながら試している最中です。

去年や2年前の指導も満足したことがないです。

特に小学生は読み方のテクニックを教える前に語彙を増やし、土台を作っていく大切な時期です。

国語に対する意識をポジティブなものにしていく必要があります。

そのために、1つ今後の学習のヒントにしていただくために本をご紹介します。

もう読んだ方もいるかもしれませんが、「国語の心得」です。

いろいろ読んできましたが、この本はご家庭でどう国語を教えていいかわからないという方におすすめです。

凄くわかりやすい言葉で書いてくれているので、小学生高学年で読書に慣れている子なら読めます。

私はこの本だけではありませんが、いろいろな国語の本を読んで、毎年少しずつ変えながら授業をしています。

受講してくれた子たちが「国語は面白い」と思ってもらえるような授業を提供できるように、今週も頑張りたいと思います!!

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