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2023.11.21

ニスコ進学スクール あいの里教室

【ニスコラム】乗り越えてゆくほど強くなる!超・自己管理術!

 こんにちは。ニスコ進学スクールあいの里教室の川西です。

定期テスト・学力テストシーズンが終わり、ホッとしている方、結果に一喜一憂している方も多いでしょう。反省の残るところもあったと思います。悔しんだり、悩んだりすることもあるでしょう。

 そんな方々に送るべき言葉が英和辞書の中でキラリと光っているのを、ふと川西が発見したので共有します!

 

 The winds and the waves

are always on the side of

the ablest navigator.

(風や波は、最も有能な航海者にとって、いつも味方である。)

 

 ぜひ声に出して読んでほしい格式の高さが原文にあり、イメージがスッと頭に入ってくる素晴らしい言葉でびっくりしたので、調べてみました。Edward Gibbonという250年前のイギリスの歴史学者の言葉だそうです。

 

 いろんな人が「ピンチはチャンス」「失敗は成功のもと」であることを述べてきてますし、既に2100年前の中国の戦国策にある「聖人のことを制するや、災い転じて福となし、敗によりて功をなす」の言葉は有名です。

 しかし、Gibbonの言葉には比喩による具体的な表現とともに、さらに多くのことを伝えてくれています。(以下は、どこがどう素晴らしいかという川西による評論です。)

 

 まず、あえて失敗という言葉を使わず、「風や波」と表すことによって、人生の苦楽も「あたりまえにやってきて、あたりまえに過ぎ去っていくものと爽やかに表現しています。そして風や波は、それぞれに成功や失敗という名前が付いてるわけでもなく、常に複雑に絡み合い、私達に向かってきて、去っていきます。とても本質的ですね。それらをいつも味方につけるというのは、とても高度なことです。

次に、あえて船という言葉を使わないことによって、年齢や肉体の健康といった物質的なことでなく、精神的な観点から訴えかけているように感じます。「船が小さいから、大きいから、新品だから、古いから何だというのだ!」「船が浸水したから、何だというのだ!」「沈没したから、何だというのだ!」「残った破片でイカダでも組んで、やりすごし、進むぞ!」というような想像も働きます。主人公は最も有能な「航海者」なのです。

 最後に、「誰もが」と主語を広げず、「最も有能」というただし書きをしているところです。そう。我々は「最も有能」ではないから、風や波に翻弄され、打ちつけられ、呪い、穏やかな毎日を望むのです。

 しかし、風や波は常にやって来ます。それらから逃れることができないならば、我々にできるせめてもの事は、風や波を活かせるような「最も有能」に少しでも近づこうと、対処の仕方を学ぶことです。現状の正確な把握→少し先の未来を読んだ挑戦→その結果の記憶...ただこれの繰り返しに尽きると思います。

 

 その乗り越えた経験の積み重ねが、人を「最も有能な航海者」に近づけ、どんなものも力に変えていくことができるのではないでしょうか。

 

 今回の定期テストで塾生たちは、入塾前とは比べ物にならないほどの演習量をこなしたと思います。その手ごたえと大きな成長の結果は、これからの大きな糧となるでしょう!

 

その結果の一部は、次回お知らせいたします!!

 

冬期講習会の詳細はこちら!!

 

本部 0120-44-375(よーしみんな合格)まで!

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