こんにちは。ニスコ進学スクールあいの里教室の川西です。
ふと2022年度入試のほぼすべての都道府県の入試の論説文を通読してみたので、今回はそのレポートと、皆さんへのアドヴァイスです!
現代社会が抱える問題は高度で、複雑多岐にわたっています。それらを担う次世代の若者には、とにかく柔らかいアタマが必要なのです。
必然的に、若者のアタマを「柔らかく、短く」切り分けるための、「堅苦しく、長い文章」が論説文の題材となります。
少し前までは、恐らく中学生が知らないであろう少し専門的な自然科学からの出題が主流でしたが、いまや「哲学」「比較文化論」「言語学」「認知学」など、身近でありながら、ものの認識に深く切り込む文章が中心となっています。
そうした文章はもちろん論説文ですから、初めて読む人にも論理立てて説明してくれています。しかし、普段考えたことがないような内容の文章ですから、
「なんだか小難しくて、全然わけがわからない!」「読むのにすごく時間がかかる!」
「読めるけど、解答欄が埋められない!」
といった苦しみが待っていることになります。
では、どうするか。答えは2つ出ました。
① とにかく最近の過去問を解きまくって、哲学的な文章にも慣れる!
② 普段から脳をほぐすトレーニングで思考力を磨く!