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2023.06.02

ニスコ進学スクール 平岡中央教室

英語と私 ~暗唱の底力~

こんにちは。ニスコ進学スクール平岡中央教室担当、小中谷です。

もしあの時、あの一言がなかったら、私はニスコで英語の教鞭をとることはなかった、そんなお話をしたいと思います。

 国鉄職員(現JR北海道)の父は、なぜか英語が趣味。というのもイギリスの伝説的バンド、ビートルズに入れこみ、毎日のようにビートルズの曲ばかりを聞かされていました。子どものころ、邦楽と呼べるものはほぼ聞いたことがありませんでした(ただ、氷雨だけは歌っていたらしい)。

 聞き心地のいいメロディーをついつい口ずさみ、耳コピで歌っていました。そのうち、正確な歌詞が知りたくなった私は、レコードに付録の歌詞カードの英語を読もうとしますが当然読めるはずもなく、父親に発音を聞いたのでした。そんなことがあったせいか、英語に対してそれほど抵抗感はありませんでした。中1、9月の中間試験までは...。

 中1、9月の定期試験、私は英語のテストで大失敗。点数は恥ずかしいので書けません

(塾生には伝えたかもしれませんが)。

「3人称単数」が理解できなかった、授業中に連呼される呪文「3人称単数」が...

 中間試験が終わり、クラスの雰囲気を変えるためか、席替えが行われました。なぜか席替えになるとドキドキそわそわしたものです。私にとっては人生のターニングポイントとなった席替えです。

 6人で一つの班を作るのですがその席替え、私以外の5人はみんな学年上位。その中に部活が同じA君がおりました。仲は良くなかったのですが、彼の一言が私の運命を大きく変えることになるとはその時は思いもしませんでした。

さて、席替え後初の英語の授業。いつも通り、前回授業で学習した教科書本文内容1ページの暗唱から始まります。暗唱は全員強制ではなく出来る人だけがやるものでした。私以外の班員5人が全員起立、スラスラと暗唱するのです。一人だけ立ち上がらない、ライブ会場で全員総立ちの中、一人だけ座っているような気まずさを覚え、授業の残り時間は何かざわざわするものがありました。そして休憩時間...。

「お前、ウチの班で一人だけ暗唱しなかったな」

(うっ、グサッと胸に突き刺さる一言、何も言い返せない私、優越感に浸る友人)

 人に指摘されて何かに取りかかるなんて最低だ!と思いながらも悔しくて悔しくて...。プチン!と何かが切れた私、

「じゃあ、やってやるわ!」

それから中学卒業まで英語の暗唱を欠かすことなく続けた私は、その後英語の成績が安定していったのです。理解不能だった三人称単数も、暗唱しているうち、ある法則性に気付くことができたのです。ああ、暗唱って大事

 Aくんとはその後、だんだんと仲良くなり同じ高校に進学しました。

【まとめ】

 友人Aくんが、私を発奮させた「お前、ウチの班で一人だけ暗唱しなかったな」、あの一言がなければ、私の英語力はどん底のままだったと思います。いわんや英語を教える仕事につくことをや...。言語系科目は暗唱、つまり「声に発し暗記して読む」ことが大切だ、私は中学時代の経験からそう学びました。

最後にこのお話が、英語で悩んでいる方々の一助になってくれることを願いキーボードを置かせていただきます。もちろん、友人Aくんへの感謝の気持ちもこめて。

【最後に】

■この場を借りて営業させてください。夏期講習会のお席には限りがございます。お早目にお席をおとりくださいますようお願いします。

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