こんにちは、平岡緑・平岡公園教室担当の成田です。
さて、前回から始めた今年の卒塾生の合格までのエピソードを紹介していく記事ですが、今回は「伝説の座席」に１年間座り、努力で札幌西高校に合格を掴み取った生徒のお話です。
※「伝説の座席」については、こちらの記事をご覧ください。
➡ https://www.nisco-g.com/topics/sapporo/kiyota/nisco-hiraokamidori/006321.html
その生徒は、昨年の中３生の中で最も歴の長い生徒でした。３兄妹で長年ニスコに通塾していただいたことも感慨深いですね...。その生徒が札幌西高校を目標にしたのは中１の春だったかと思います。お兄様が札幌西高校に無事合格し、憧れみたいなものを少し抱いていたのでしょう。「私服だし、ピアス開けれるし、絶対行きたい！」と当時から言っていましたから、夢が叶って何よりです。
ただ、合格までの道のりはとても険しいものでした。まず、色々なことが学校で起こり、声が出せなくなったり、人間関係で揉めたり、思うように点数が上がらなかったり...。私はどんなことがあっても「あいつなら行ける」と信じていたので、何とも思わなかったのですが、彼女にとってはとても辛い経験だったと思います。
色んなことがあっての中３の春。彼女は腹を決めたのでしょう。 "猪突猛進"という言葉がぴったりなくらい、雨が降ろうが槍が降ろうが、毎日自習室にいました。受験期直前なんて、私の休みを潰して開けろと言ってくるくらい...まぁ、それも私にとっては嬉しかったですよ。
夏からはあの「伝説の座席」に座して、朝から晩まで勉強していました。尊敬する先輩の言葉や、推しの先生の写真なんかを近くにおいてモチベーションを下げない工夫もしていました。入塾した当初の偏差値は散々なものでしたが、みるみる成績も上がり、最後には合格率80％を超えるところまで行きました。
自己採点のときはショックのあまり、彼女は床にうずくまって、カタツムリのようになっていましたが、「お前が行かなかったら、誰が行けるんだよ...」と心の中では思っていたので、彼女の受験番号を合格発表当日に見つけたときは本当にホッとしました。ちょうど、合格発表当日、教室に一番最初に来てくれたのも彼女でした。喜びのあまりハイタッチしていまいました。そのくらい嬉しかったんです。
前回の合格判定率９％から札幌北高校に大逆転合格を決めた生徒と同様、彼女もまた最後の最後に、それまで積み上げてきた努力で運を引き寄せたのでした。
合格してからも、勉強すると言って、たまに教室に自習しに来る彼女には本当に頭が下がるばかりです。これからの活躍に期待しています。
今日のお話は以上です。毎年感じることですが、ドラマは自分のために行動した人間にしか訪れません。自分のために投資した時間に比例した結果が返ってくるのだと、私も信じて疑いません。辛いこともたくさんあるかもしれませんが、一緒に乗り越えて一生忘れられない思い出を手に入れませんか？
まずは手始めにニスコの春期講習会を受講してみてください。今も本気で頑張っている自慢の塾生たちがたくさんいます。一緒に受けて、たくさんの刺激に触れてみてください。きっと何か変わるきっかけをつかめるはずです。春期講習会は全学年・全クラスとも新教室「平岡公園教室」にて実施いたします。
お問い合わせ・お申し込みはお早めにお願いいたします。概要やイベント等は以下のPDFファイルを参照ください。
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生徒数増に伴って、新年度４月からは新中１生・新中２生は３クラス体制での実施予定でしたが、諸事情により年度の途中からという形になりましたので、４月以降は以上の時間割で授業を実施いたします。
また、講習会内のクラス分けは、南北オープン模試及びトライアルテストの結果でクラス分けをし、通常授業のクラスは、道コン及び定期試験結果にて、クラス分けをします。なお、基準は今まで通り、トライアルテスト及び道コンで400点以上（又は定期試験450点以上）でTOP・南北クラス、それに満たない場合は超特クラスということといたします（平均点や偏差値、そして普段の頑張りも加味します）。