こんにちは、平岡緑・平岡公園教室担当の成田です。
さて、先週より紹介を始めた新学習法(正しくは、近年論文等でネーミングされるようになった)ですが、今回紹介したいのは『アクティブリコール』という学習法です。
『アクティブリコール』は、学習した内容を定着させるために効果的な学習法で、日本語では『想起練習』とも呼ばれています。従来の受け身な学習とは異なり、学んだ内容を積極的にアウトプットすることで、記憶を強化します。
具体的には、以下のような方法で実践することが出来ます。
練習問題やクイズを解く
問題を解くことで、思い出すプロセスを促します。
勉強したことを書き出す
ノートにまとめることで、頭の中を整理しやすくなります。
暗記カードを使用する
キーワードやフラッシュカードを使ってアウトプットします。
声に出して誰かに教えるイメージで話をする
自分自身に説明することで、長期記憶に定着しやすくなります。
白い紙に書きながらアウトプットする
書くことで記憶を強化します。
『アクティブリコール』は近年注目されている効果的な勉強方法です。
様々な学習法と組み合わせることで効果が高まります。脳に負荷をかける部分もありますが、意識して取り組むことで記憶力を向上させることができます。
ぜひ、今後の勉強に取り入れてみてください
さて、ここまで長々と書いておいてなんですが、私はこれらの学習法の資料を調べている際に、
前回紹介した『ファイマン・テクニック』と、今回紹介した『アクティブリコール』の「どこが違うんだ?」と疑問に感じてしまいました。調べていくと、これら2つの学習法は実は似ているようで、全く似て非なる学習法だったのです。
次回はその違いについても言及していきたいと思います。
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