- 2026.01.21
ニスコ進学スクール 真駒内教室
匪石之心が開く道
ある小学生がいました。
5年生の途中に入塾してきましたが、どんどん力を付け、6年生になってから「附属中を受験したい」と言い始めました。
一般的にはやや遅いスタートと言えるでしょう。
しかしその子は猛烈に努力を重ねました。
中3生の中に1人交ざって自習室にこもっていることもしばしばでした。
さらに力をつけてゆき、道コンや道コン発展編でも高い合格判定率が出ていました。
試験日は12月6日、そして合格発表は12月26日。冬期講習会の初日です。
結果は残酷でした
涙を流して教室に入ってきたその子を見て、全てを悟り、授業も手につきませんでした。
授業後、その子を呼んで話をしました。何を話したかはここでは書きません。
そして、その子は、
「地元の中学に行っても頑張ります。冬の道コンも頑張ります。これからもよろしくお願いします。」
と言いました。
私は事務室に戻った後、涙が止まりませんでした。自分の不甲斐無さ、そして小学生にもかかわらず、落ちた直後にこんなことが言える心の気高さ。感情がぐちゃぐちゃになりました。
その言葉通り、その子は道コンで5科460点を超える素晴らしい数字を叩き出しました。
やっぱり、この子は凄い。学力だけではなく、強靭な精神力も兼ね備えている―
あらためて感じ入った、その次の日のことでした。
届いたのです。
「追加合格」という嬉しい知らせが!
神様っているんだな、見ているんだなと思いました。
(もちろんその子が努力したからなんですけど)
強い気持ちで自分を信じ、弛まぬ努力を重ねた人でも、時に報われないこともあるのが世の中というものです。しかしそんな時でもくさらない、投げやりにならない。本当に大切なことですよね。
また、生徒から学ばせてもらいました...。
(あらためて、今回の話は時系列から全て一切脚色無しのノンフィクションです)
ちなみに、分かっている方も多いと思いますが、今回のタイトルは某国民的漫画から拝借しています。
恥ずかしながらこの言葉、私、知りませんでした。中国の古典『詩経』が出典だそうです。もっと勉強します!