こんにちは。ナカデマンこと中出です。
夏期講習会の募集をどこの学習塾でもやっているのを目にすると、『長期休みに塾に行くなんて...。学校の宿題もあるし、友達とも遊びたい!』と考える人も多いと思います。
しかし、学校の宿題をやることは当然のことですので、それはみんながやっていることになります。言い換えるなら、やらなければいけないことをこなしているだけになりますね。
今回は、学習塾の講習会に行くメリットについて、世界的に有名な元ボクサー、フロイド・メイウェザー選手(以下、メイウェザーと記します。)の名言とともに、お伝えしたいと思います。
メイウェザーは、アメリカ出身の元プロボクサーで、プロボクシング戦績50戦50勝(内KO勝ち27勝)という、『無敗』のレジェンドボクサーです。(ウィキペディア調べ)
そんなメイウェザーには数多くの名言があり、ナカデマンも感銘を受けたものも多くあります。いくつか紹介しましょう。
『お前らが休んでいるとき、俺は練習している。お前らが寝ているとき、俺は練習している。お前らが練習しているとき、当然俺も練習している。』
この名言については、ご存知の方も多いかと思います。メイウェザーはボクシングの選手ですが、これを学生に置き換えると、本業である『勉強』が当てはまります。上の名言にある『練習』というワードを、『勉強』という言葉に置き換えて、朗読してみてください。
どうですか?この名言は、メイウェザーが持つ自信を表していて、『試合に勝つために努力をするのは当然のことだし、自分に勝つためには、自分以上の努力をしないとならないんだ。』ということを相手に投げかけている名言にも捉えられます。勉強は量よりも質と考える人もいるでしょうが、質ばかり追い求めて、数量を削ると、あらゆるパターンの問題に対応できずに困ってしまいます。そもそも、ヒトの脳は『忘れやすい』ものであるため、用語の暗記や応用問題を繰り返し練習するといった『反復練習』をしなければ、学力として定着しません。そのような勉強法は万人向けではないし、勉強という行為を面倒くさがっているようにしか思えません。長期休みは『勉強から解放され、遊べる期間』と考える人と、大きな学力差をつけられるチャンスになります。次の名言です。
『真のチャンピオンは、何にでも適応できるんだ。』
この名言は、『自分はどんな相手を倒すために努力し、チャンピオンとなった。多少不利な条件を突き付けられたとしても、それに適応し、乗り越えられる。』という意味を感じ取れます。これを勉強に例えると、チャンピオンは勉強の努力を積み重ねた自分で、『何』というのは、現在の公立入試や道コンで採用されているような、応用・発展問題が考えられます。難問に対応するには、その問題を解くために必要な知識とともに、解法ノウハウを確実に学ばなければなりません。
勉強のいいところは、他者の力(指導力・指導方法)をそのまま自分の学力として取り入れられるところにあります。ボクシングのチャンピオンになるためには、相手の情報を学び、自分の身体の鍛錬をし、自分の精神状態をコントロールしなければなりませんが、勉強は、先生から解法ノウハウを学び、それを自分で練習し、学力にできます。そして、学力がついてくると自信がつき、精神状態もいいものに保てます。夏期講習会は、短期ではあるものの、プロの講師からこういった応用問題への解法ノウハウを学ぶ絶好の機会ですから、逃す手はありません。最後に、この名言について思ったことを書き、今回の記事を終了します。
『俺の究極のゴールとして、ここまで来るのにお世話になった人たちに恩返しをしたいと思っているんだ。』