こんにちは、ニスコ進学スクール平岡中央教室担当の小中谷です。
みなさんは、何かしなければならない時、億劫(おっくう、めんどうという意味)に感じる時はありませんか?
私が以前出会ったことのある、めんどくさがりの少年(当時小6)の話をさせていただきます。その子はなにかあると、めんどくさい、めんどくさいと言う子でした。
ところが...。
高学年の算数(とくに小5)は割合や単位量など一筋縄ではいかない単元が多いですね。速さ、これもなかなかの難度。速さといえば、
道のり ÷ 時間 = 速さ
道のり ÷ 速さ = 時間
時間 × 速さ = 道のり
この3本の式を覚えさせられますよね。その「めんどくさがり」の子は、この3本の式をまるごと覚えるということはしませんでした。覚えていた式は、道のりを求める式のみ。
なぜなんでしょう?
その子が言うには、
「割り算の式が二つあって頭がごちゃごちゃしちゃう。だから一つだけかけ算の「道のり」の式だけを覚えた。あとは、かけ算の式を、速さを出したかったら分数を使って道のりを分子にして分母に時間をもっていき、時間を出したかったら分母に速さをもっていくんだ」とのこと。
彼の考え方、実は理にかなっているのです。
なんでも暗記することが好きではなかっためんどくさがりの彼は、実は記憶する量をなるべく少なくするために、自分なりのやり方を考えて、速さの問題に対応しようとしていたのです。丸暗記した方が楽、という方もいるでしょう。
ただ丸暗記するよりも、思考を重ねて工夫して定着させたことに大きな価値があると思うのです。
この記事をご覧のみなさんはいかがお考えでしょうか?
〔さいごに〕
9月末より冬期講習会の申し込みを承っております。中3は受験対策として、中1、中2は総復習と内申点が決まる定期試験対策として、小学生は次の学年へ向けた準備として、この冬ニスコ進学スクールでがんばってみませんか?
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