こんにちは、平岡中央教室担当の小中谷です。
定期試験対策も終盤、昨日(10/28)での出来事をお話させていただきます。
「先生、江戸の5代将軍ってつなよしでしたか、よしつなでしたか」
興味がなければ、ただの文字の羅列ですからね...。
正解は「徳川綱吉」。実は綱の文字が先に来ているのには理由があるのです。
ちょっと下の家系図をご覧ください。
家光のいとこにあたる人物、光友、光貞、光圀。3人とも「光」の字がついていますね。
これは「偏諱」(へんき)といって、主君の名の下の一字を与える、という習わしがあったためです。3人とも光の字がついているのは、家光の光の字が与えられているからです。綱吉も兄家綱の綱の字を与えられています。さらに吉宗。吉宗も綱吉の吉の字を与えられているのです。
そういうわけで、「よしつな」ではなく「つなよし」なのです。綱吉→吉宗の順で覚えましょう!
※本当は綱吉と吉宗の間に、家宣・家継という将軍が存在しますが、中学社会では教えないので今回はふれませんでした。
おわかりいただけましたでしょうか?
〔さいごに〕
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