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2023.10.19

ニスコ進学スクール 福住教室

学習塾はなぜ必要なのか?集団塾が廃れない理由とは?

こんにちは。ナカデマンこと中出です。

先日、将棋の王座戦で藤井聡太七冠が永瀬拓矢王座を破り、将棋の全8タイトルを獲得するという前人未到の金字塔を打ち立てました。将棋が好きな私としては、『凄まじい』という感想でしかありません。藤井聡太時代はいつまで続くのかという話題で、将棋界はもちきりとなっています。

そんな盛り上がりを見せている中、対局の解説画面では、AIによる評価値検討が随時行われていました。どっちの棋士が勝てるのか...というのを%で示しているものですが、AIは教育業界でも活用がされています。

診断テストを受け、AIが生徒に学習スケジュールを提示していくといったもので、ニスコではパーソナルで限定的に導入されています。ただし、高校生限定のカリキュラムです。『その人に必要な学習内容が提示されて、効率化よく学習ができる』というように見えますが、『高校生限定なのはどうしてだろう』と考えたことがあります。

 

私が考えるに、中学生・小学生の教育には、『その学年に応じた、生徒が理解できる言葉を使って指導し、AIに頼らない、人と人とをつながりを意識することが必要である』と考えています。生徒が内容を把握できるまで何度でも対応できるのは人間だけ。予想外のハプニングが起きたときも、人間は柔軟に対応できます。

 次に、集団塾が廃れない理由については、『集団で生きる力が必要であること、子どもたちには潜在的に競争意識があること、友達と一緒にやることで周囲を見ることができること、楽しく勉強ができること』の4つを挙げます。

 日本社会は集団で組織を作り、チームで仕事をこなしていきます。集団の中で生きるというスキルを大人になるまで身につけなければなりません。時には周囲と協力していかなければならない場面もあるため、協調性を育てる必要もあります。一方で、競争社会である以上、学歴以上に、『負けん気の気質』を自分自身に植え付けていく必要があります。人間はなんと複雑で面倒くさい生き物なのでしょうか(笑)

これらは、中高生のときに身に着けていかなければならず、大人になってからでは時すでに遅しとなるケースが多々あります。保護者様との話の中でもよく出る話題となっています。個別でもAIでもなく、集団塾が一定の支持を集める理由であると思います。

 次に、『学習塾はなぜ必要なのか?』という問いについては、成績が上の生徒を逆転するには、成績が上の生徒以上の努力をする必要があるからです学年1位の生徒と学年50位の生徒が3時間ずつ勉強しても、進み具合や理解度には当然差があります。中には、3時間も集中力が持たず、実質2時間未満になることも多々あります。学習塾は、勉強がなかなか自力で行えない生徒を、講師が指導・監督し、成績を上げていくというものですから、家にいるときに比べ気持ちが勉強に向きやすいのは当然です。

読書の秋・食欲の秋ですが、『勉強の秋』でもあります。秋は涼しく、静かですから、勉強に向きやすい季節です。中学生は定期試験や高校受験が控えていますから、勉強に向けて努力するのは自然なことです。『定期試験の成績が下がってきているし、内申点も下がっているから...。』という理由で塾を探している方を多く見かけます。成績が下がってしまう理由はいくつかありますから、その理由を一緒に探っていきましょう。

小学生で、小学校の勉強が大変になってきたという方、将来を見据えて始めてみようか迷っている方も大歓迎です。むしろ、小学生の内容が手につかなくなってきた場合は危険信号ですから、是非ご相談ください。この記事を最後まで読み、興味がわいてきた保護者の方がいらっしゃいましたら、是非お問い合わせください。解決策をとことん話し合っていきましょう!

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